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基本的には読んだ本の感想・たまに映画やフリーゲームの感想、さらにたまには日々の雑記でも書いてます。そりゃあもう雑食に何でもやります。
 サクラダリセット4
2011年09月17日 (土) | 編集 |
サクラダリセット4  GOODBYE is not EASY WORD to SAY (角川スニーカー文庫)サクラダリセット4 GOODBYE is not EASY WORD to SAY (角川スニーカー文庫)
(2010/11/30)
河野 裕

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「リセットを、使えません」相麻菫の死から二週間。
浅井ケイと春埼美空は、七坂中学校の奉仕クラブに入部する。
二人は初めての仕事を振られるが、春埼はリセットを使えずにいた。
相麻の死をそれぞれに考えるケイと春埼。ケイは、相麻が死んだ山へと向かい…。
(「Strapping/Goodbye is not an easy word to say」)
中学二年の夏の残骸、高校一年の春、そして夏―。
壊れそうな世界をやわらかに綴る、シリーズ第4弾。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
今回は短編集で、3巻のその後の話が少し入るぐらいです。
「お見舞い編」は、春埼が無表情・無愛想・薄感情ヒロインなのに、というかだからこそ可愛い。
最初はまったく可愛く思えなかったヒロインなのに、最近は可愛くてしょうがないです。
愛着なのか、それとも実際に可愛くなっているのやら。
マンションまで来て引き返すあたりはすごく共感できます。
皆実のお節介がまた可愛い。
しかしケイの有能ぶりも困ったもんですね。でも春埼への気配りもハイクオリティだからいいのかな。

そしてサクラダリセットとは全く関係ない中編、ホワイトパズルがすごく良かったです。
登場人物が2人とも冷めた感じなのに愛おしくなってきます。展開も切ない。
年の割に落ち着いた2人なのに、最後だけ妙に年相応の初々しさがまた可愛かったです。
いいなぁこの話。映画化とかできそうです。


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 もし ONE PIECEファンの女子大生が起業したら
2011年09月17日 (土) | 編集 |
もし ONE PIECEファンの女子大生が起業したらもし ONE PIECEファンの女子大生が起業したら
(2010/10/23)
佐藤公信

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ひょんなことから、大学のイベントサークルが会社になっちゃった?
突然社長になった大学生「板野一美」の起業ストーリー。
学生ベンチャー(?)のドタバタ劇を通して、真の「経営戦略」を学ぶ。
(amazon内容紹介より)

<感想>
もしドラから始まった「もし~~が~~したら」系列の本。
最近これ系の本、たくさん本屋に並んでますね。
何でも萌え系にすりゃいいってもんじゃない、と思いましたが、
これは本当にわかりやすかったです。
ショートストーリー・解説を交互に繰り返していて、
ストーリーの方はまだまだ未完で、解説の方がメインでした。
起業する気はありませんが、会社の仕組みについてなんとなくわかります。
就職活動の前準備に読んでみるのにいいですね。

ただし「ONE PIECEファンの」はほとんど関係ないのでは?
部分部分セリフを引用してきてるけど、あんまり内容に絡んでません。
確かにタイトルにつければ目を引くだろうけどさぁ…。何だかあざといです。


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 初恋彗星
2011年09月17日 (土) | 編集 |
初恋彗星 (メディアワークス文庫)初恋彗星 (メディアワークス文庫)
(2010/05/25)
綾崎 隼

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ある夜、逢坂柚希は幼馴染の紗雪と共に、重大な罪を犯そうとしていた舞原星乃叶を助ける。
彼女は紗雪の家で居候を始め、やがて、導かれるように柚希に惹かれていった。
それから一年。
星乃叶が引っ越すことになり、次の彗星を一緒に見ようと、固い約束を三人は交わす。
しかし、星乃叶と紗雪には、決して柚希に明かすことが出来ない哀しい秘密があって…。
精緻な構成で描かれた、狂おしいまでのすれ違いが引き起こす、『星』の青春恋愛ミステリー。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
蒼空時雨」に続く2作目。とはいっても続きものではないので単独で読んでも問題なし。
舞原という共通の名字が出てくるだけですね。星乃叶は名前だけ前作でも出てきました。

今回は柚希の視点がメインで、一部だけ紗雪の視点で語られます。
短編連作ではなくて一つの物語。

星乃叶と紗雪の秘密については、不自然が多いので結構早い段階で予想がつきます。
いつどうやってばらすのかな、ばれたらその後どうするのかな、というのが肝かな。
この話を好きになれるかどうかは紗雪が好きになれるかどうかにかかりそうです。
私は紗雪は何を考えているかいまひとつわかりにくくて共感しづらかったので、
悪くはないけどそんなに好きになれないかな、という感じです。
ちょっと軽いヤンデレ臭もしますし。

しかし1年一緒にいただけの恋人を、そこまで想い続けられるものですかね。
高校時代の某友人と新しくやり直すのも前向きだったと思うのですが。
星乃叶もあれだけ近くにいながら紗雪が柚希を好きなの気付かなかったのかい。
紗雪に頼んだ伝言やらその他諸々、なかなか残酷だ。


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 セイジャの式日
2011年09月14日 (水) | 編集 |
まさかの連投。書こうと思えばすぐ書けるじゃん、自分。

セイジャの式日 (メディアワークス文庫)セイジャの式日 (メディアワークス文庫)
(2010/04/24)
柴村 仁

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絵を一枚仕上げるたびに、絵にサインを入れるたびに、
もうやめよう、これで最後にしようって、考える―
それでも私は、あなたのために絵を描こう。
かつて彼女と過ごした美術室に、彼は一人で戻ってきた。
そこでは、長い髪の女生徒の幽霊が出るという噂が語られていた。
これは、不器用な人たちの、不恰好な恋と旅立ちの物語。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
プシュケの涙」「ハイドラの告白」に続く完結編。
今回も前編後編構成。
前編は春川改め柏尾と由良彼方の物語。
メインはミステリーで、その中に由良の高校以降の苦悩が垣間見えます。
いつも振り回されてる柏尾がちゃんと先輩やって、
由良兄弟に必要とされてるのに何だかほんわか来ました。
ただ名前忘れたけどもう一人の天才美大生の語る創作の狂気は、
あまりにも良心とかけ離れていてぞっとしました。
『いいものが見れた』は怖すぎる。

後編は由良彼方が母校の高校で教育実習生になる話。
あまりにも生徒に人気で話術も巧みなもんだから、てっきり宛が彼方のふりして
実習生やってるのかと思いました(笑)さすがにそれはまずいか。
こちらも二人の生徒の恋愛がメインで、その中に由良が過去を吹っ切る姿が描かれてます。
二人の生徒が昔の由良と吉野に重なりますね。
終盤の「絵は枯れない」のセリフもプシュケの吉野の言葉と重ねているのが切ないです。
それでも最後の由良の清々しい笑顔は爽やかな終わり方でした。


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 ハイドラの告白
2011年09月14日 (水) | 編集 |
ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)
(2010/03)
柴村 仁

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美大生の春川は、気鋭のアーティスト・布施正道を追って、寂れた海辺の町を訪れた。
しかし、そこにいたのは同じ美大に通う“噂の”由良だった。
彼もまた布施正道に会いに来たというが…。
『プシュケの涙』に続く、不器用な人たちの不恰好な恋の物語。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
結構前に読んだ奴なのですが、ようやく感想書けました;
今回も前篇・後篇構成ですが、前篇は恋愛ものでなくミステリー、かな?

前作「プシュケの涙」のような切なさ・哀しさはありませんので、
前作のようなものを期待しているとちょっと違うかもしれませんが、
最後の春川吹っ切れた感じが良いです。青臭く成長してんなぁコイツ。
しかし布施正道は気持ち悪い。

後篇は由良兄弟の従妹の片思いの話。明るいけどこれもヤンデレっていうんですかね。
一途なのは良いことだけど、ちょっと幼くて病んでるなぁという印象。
由良兄弟、設定でも周囲の評価でも正確は結構違う、兄の宛の方が社交的で卒がない、
というはずなんですが、今作を読む限りだとあまり違わないような気も。私だけ?



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