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基本的には読んだ本の感想・たまに映画やフリーゲームの感想、さらにたまには日々の雑記でも書いてます。そりゃあもう雑食に何でもやります。
 永遠虹路
2011年10月14日 (金) | 編集 |
気が付いたら3000ヒットこえてましたね。
何だかんだで一日5~15くらい覗いてくださる方がいるようです。

永遠虹路 (メディアワークス文庫)永遠虹路 (メディアワークス文庫)
(2010/07/24)
綾崎 隼

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ねえ、七虹。
私は親友だけど、やっぱりあんたが何を考えていたのか最後まで分からなかったよ。
悪魔みたいに綺麗で、誰もがうらやむほどの才能に恵まれていて、
それなのに、いつだって寂しそうに笑っていたよね。
でも、私はそんな不器用なあんたが大好きだった。だから、教えて欲しい。
あんたはずっと、誰を愛していたのかな?
―永遠を願い続けた舞原七虹の人生を辿る、あまりにも儚く、
忘れがたいほどに愛しい、「虹」の青春恋愛ミステリー。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
様々な人の視点から、短編連作の形で七虹という女性の姿が描かれています。
序盤では七虹は美しくて才能豊かで、でも謎めいていて神秘的な女性、という印象。

…だったのですが、読み進めていくと頑固な意地っ張りで周りが見えてなくて
しかも幼かっただけじゃん!と、ちょっとがっかり。
この物語を好きになれるかは七虹を好きになれるかどうかにかかっています。
私はこの女あんまり好きじゃないです。

佳乃との口論も、佳乃の言い分も鬱陶しい女でしたが、七虹の切り返しが更に嫌いです。
美人は自分の美しさに自覚と責任を持たないと駄目ですよね。

しかし男性キャラクターは魅力的なキャラが多かったです。
第一話、会社員の夏目は軽そうな口ぶりでも良い人さがにじみ出てましたし、
高校時代の天文部の保科とか好感の持てるタイプの草食男子でした。
(個人的な好みですが、草食は草食でもうじうじしてるタイプは気持ちが悪い)
名前忘れたけど第二話の武骨なドラマーも硬派で好きでした。
無意識に惹かれてる感じが良い!
この第二話のバンドメンバーは七虹に人生振り回されて本当に気の毒なのですが。


しかし蒼空時雨の「夏の色に憧れていた普通の毎日(遥か)」、
初恋彗星の「浴衣の袖のあたりから漂う夏の景色(涙がキラリ☆)」といい、
必ずスピッツの歌詞が入ってたのが、今回は見当たりませんでしたね。
それとも保科の章の最後に出てくる「言えなかった好きという言葉」が
山崎まさよしの"one more time, one more chance"なんでしょうか?

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 「めんどくさい女」から卒業する方法
2011年10月12日 (水) | 編集 |
「めんどくさい女」から卒業する方法「めんどくさい女」から卒業する方法
(2011/02/23)
心屋 仁之助

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超人気カウンセラーが、素直になるためのステップを大公開!

あなたは、「めんどくさい女」ってどんな人を想像しますか?
つい意地を張ってしまう、ついひがんでしまう、いつもなにかに拗ねていて、そして素直になれない。
「でも」「だって」と言い訳して、なかなか素直になれない・・・そう思ったこと、ありませんか?
自分で自分のことを手に負えないから、恋愛や人間関係や、仕事などいつも悩んで問題を抱えてしまう。
めんどくさい女って、そんな人ではないでしょうか。
この「めんどくささ」は、誰の心の中にもひっそりとかくれています。
素直になれたら、悩みはすーっと解決します。 素直になれたら、たくさんの人に愛され、幸せになります!
(amazon内容紹介より)

<感想>
ふっと手にとってぱらっと読んでみて、最初の方の「めんどくさい女症例」に目が釘付け。
身近にこういう人、いる(笑)
試しに適当にいろんな人のブログを歩いてみてください。
しばらく歩いていると必ずぶち当たります、こういう人。

とはいえ症例やら色々読んでみると、自分も当てはまるところがちらほら。
誰もがある程度はめんどくさいところを持ってるもんですね。
でもおそらくは全体的にみると自分はまだめんどくさい女ではないらしい。良かった。
※あくまで主観ですが。周囲の人からはどう映ってるのやら。まぁいっか。


一番おもしろかったのはめんどくさい女方程式かな。
事実に自分の認識をかけると自分だけの事実が出来上がる。

・近くで人が小さな声で話し合ってる(事実) × 自分は嫌われている(自分の認識)
 =陰口を言われている!(自分だけの事実)

・目の前を○○さんが素通りした(事実) × 自分は嫌われている(自分の認識)
 =無視された!(自分だけの事実)

んな自意識過剰な、って話なんですが本人は本気だからどうしようもない。
「そんなことないよ」って言って聞いてくれるなら良いんですが、そんなことを言えば
「あの人はわかってくれない」と言われるのが目に見えている。
これ、「めんどくさい女」本人が読んで自分を改善させる本なのですが、
自覚のない人に周囲から働き掛ける本も書いてくれないかなぁ…


余談ですが、私の場合(自分の認識)の部分に無関心(=ゼロ)が入る気が。

・目の前を○○さんが素通りした × 無関心0
 =ん?今誰か通ったの?

これはこれで人としてどうなんでしょう(笑)



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 結婚はあなたのゴールではない
2011年09月19日 (月) | 編集 |
結婚はあなたのゴールではない結婚はあなたのゴールではない
(2011/03/23)
石田 衣良

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イイ女の条件とは?
カレが浮気をしていると思ったら? 
愛され続ける女になるには? 
結婚や恋愛の悩みに答えるヒントが満載の一冊。
(amazon内容紹介より)

<感想>
結婚だけが幸せではない、恋愛を重く見すぎない、自分を大事にしすぎない、等々
確かだと思うところはあるのですが、恋愛を重く見すぎないと言っているわりに言葉が結構重い。

以前読んだ「答えはひとつじゃないけれど」くらいの軽妙なタッチの方が読みやすかったかも。
まぁともかくそんなに恋愛沙汰は神聖視、重要視しちゃだめですな。
そりゃ大事は大事かもしれないけど、友人関係とか仕事とかと並列ぐらいでいいのかな、
くらいに思いました。


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 悪ノ娘 黄のクロアテュール
2011年09月18日 (日) | 編集 |
悪ノ娘 黄のクロアテュール悪ノ娘 黄のクロアテュール
(2010/08/10)
悪ノP

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音声合成ソフト「VOCALOID 鏡音リン・レン」によって製作され、
動画サイトで再生数100万回を超えた名曲『悪ノ娘』、『悪ノ召使』を、
作曲者の悪ノP氏が自ら筆を執りノベル化!
原曲の世界観に「赤き鎧の女剣士」の視点を加え、
歌詞や旋律の間(はざま)に秘められた哀しくも美しい物語が綴られます。
カバー・挿絵にはこの曲ゆかりのイラストレーター壱加氏、
ピンナップ・口絵には、ゆのみ氏、憂氏が絵筆を振るいます。
物語 広大なルシフェニア王国を統治していたのは、わずか14歳の少女・リリアンヌだった。
彼女の絶対王政は、民衆から全てを搾取し、反逆者を容赦なく処刑した。
人々が「悪ノ娘」と呼ぶ暴虐の王女の傍らにはいつも、
彼女と顔のよく似た召使・アレン少年が控えていた。
同じ歳の王女と召使……二人に秘められていた運命の歯車はやがて、狂おしく回り始める…。
(amazon内容紹介より)

<感想>
小説を読んだ時はそこまででもなかったんですが、この後で動画の方を見て泣きました。

小説だと「実の姉弟とはいえ、何でそこまでリリアが大事なの?言うこと聞くの?」と思ってしまったのですが、
二次創作のPVやらで幼少時の仲の良い二人を見て納得。
小説ももうちょっと昔の二人の描写を入れれば良かったのに、と思いました。
ついでにリリアも幼少時を覚えている設定の方が終盤切ないのになー。

あとは、伏線のためにわざと描写を控えたんでしょうけれども、緑ノ娘を殺してしまう場面とか、
もうちょっと描きようがあったんじゃないかなーとも。
養父を殺した後も緑ノ娘を殺した後も、アレンがそこまで引きずっていないのも少々違和感。

でも物語自体や人物の相関は秀逸で、切なくて泣けます。
楽曲だけだとわからない裏側もわかりますし。
いいなー、ニコ動登録して他の楽曲も聞いてみようかな―。

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 サクラダリセット5
2011年09月17日 (土) | 編集 |
サクラダリセット5  ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)サクラダリセット5 ONE HAND EDEN (角川スニーカー文庫)
(2011/04/28)
河野 裕

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「私を普通の女の子にすることが、貴方にできる?」
復活した相麻菫。ケイは彼女に、咲良田の外に―能力が存在しない世界に移住することを提案する。
だがそれが上手くいくのか、彼にも分からなかった。
確証を得るため、ケイは管理局の仕事を引き受け、春埼、野ノ尾とともに、
九年間眠り続ける女性の「夢の世界」へと入る。
そこでケイは、ミチルという少女と青い鳥に出会い―。
“咲良田”とは?能力とは?物語の核心に迫る第5弾。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
「人を幸せにする青い鳥は、自身は幸せになれないのか」
「隣にいる人が笑ってくれることを幸せという」
などなど、今回も考えさせられる言葉、言いセリフが満載でした。
5巻のテーマは「幸せとは何か」かな。

夢の世界はミチルの能力で作られたはずなのに、そこには毎晩モンスターなるものが
夢の世界を破壊していく。何故か?
この答え【助けてもらうことで人とつながりを感じたいから】が考えさせられました。
被害妄想の人もきっとこれなんでしょうね。
酸っぱいブドウもスイートレモンも、弱い人の考え方なのかもしれないけど、
弱い人を否定はできないんだなとしみじみ。
ケイぐらい優しい人になれたら良いのですが。
毎度思うのですが、このシリーズは綺麗事を並べているわけではないのに、
読んでると優しくなろうという気がしてきます。何ででしょうね。

相馬菫は何を考えているかわからないですが、そのわからない感じが好きです。
わからない感じなのにケイにはベタ惚れで、妙に計算高いところがあるのも好感。
春埼も最近可愛くて仕方ないのに、相馬菫も気に入っていて、どっちも応援したくなります。
それにしても今回のケイはかっこよすぎた…

今作は久々に野々尾盛夏が本編に絡んできたのもうれしい。彼女も好きです。

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