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基本的には読んだ本の感想・たまに映画やフリーゲームの感想、さらにたまには日々の雑記でも書いてます。そりゃあもう雑食に何でもやります。
 ガラス張りの誘拐
2011年03月03日 (木) | 編集 |
ガラス張りの誘拐 (角川文庫)ガラス張りの誘拐 (角川文庫)
(2002/05)
歌野 晶午

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「私は断じて愉快犯ではない」―世間を恐怖に陥れている連続婦女誘拐殺人事件。
少女惨殺の模様を克明に記した犯行声明が新聞社に届けられた。
ところが、家族や捜査陣の混乱をよそに、殺されたはずのその少女は無事戻り、
犯人とされた男は自殺、事件は終結したかに思われた。
しかし、事件はまだ終わっていなかった。
捜査を担当している佐原刑事の娘が誘拐されたのだ!しかも、犯人は衆人環視のなかで身代金を運べと要求する…。
(裏表紙あらすじより)

<感想>
主人公佐原は優しすぎる刑事。
被害者への非情な尋問が苦手で、ちょっとの質問だけして打ち切り。
あとはサウナで時間つぶし兼情報整理しています。
安楽椅子探偵ならぬサウナ刑事ですかね。

第一~三事件、すべて親子関係が問題になっています。
昨今親子関係が希薄化したり、モンスターペアレント化したりしてますからね・・・
この本が単行本で出版されたのは1990年、20年以上前から懸念されてたのかと衝撃。
家出少女たちの言い分を聞いていると、何甘ったれたこと言ってんだと思ってしまいますが、
でも思春期ってきっとみんなこんなものなんでしょうね。
じゃあそれにどう接すればいいのか、親子関係って難しい。

ラストのその後はどうなったのでしょうか。
佐原が先生に相談した内容、最後の先生の台詞を考えると、やっぱり【逮捕】した気がします。

事件に関して言えば、序盤で【保健室の先生が怪しい】のではないかと思ってたのですが、
うん、ずばりでしたね。
だって【ミチコの素性】を知っていなければ書けない内容が声明文にありましたし。
全ての謎が綺麗に解ける、第二事件では佐原の探偵振りも冴え渡る、良作でした。

しかし、この条件で【本当に一億円を奪う】事件だったら衝撃ですよね。
それも見てみたいものです。


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