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基本的には読んだ本の感想・たまに映画やフリーゲームの感想、さらにたまには日々の雑記でも書いてます。そりゃあもう雑食に何でもやります。
 ルームメイト
2011年01月30日 (日) | 編集 |
さて初の本のレビューです。いきなり昔の作品ですが。

ルームメイト (中公文庫)ルームメイト (中公文庫)
(2006/04)
今邑 彩

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著者:今邑 彩 
出版社:中央公論社
ページ数:約400p
初版:2006.4.25(単行本は1997)

私は彼女のことを何も知らなかったのか・・・・・・?
大学へ通うために上京してきた春海は、京都からきた麗子と出逢う。
お互いを干渉しない約束で始めた共同生活は快適だったが、
麗子はやがて失踪、跡を追ううち、彼女の二重、三重生活を知る。
彼女は名前、化粧、嗜好までも替えていた。茫然とする春海の前に
既に死体となったルームメイトが・・・・・・。

(裏表紙あらすじより)


【感想】(※ネタばれ箇所は反転)

あらすじだけ見て「宮部みゆきの火車みたいなのかな」と思ってました。
読み始めてもっと異常性あふれる話だったことに気づき、そして終盤まで行って茫然。
ナ ン ダ コ レ
二重三重のミスリードにどんでん返しでオチの予想が外れること請け合いです。
でもしっかり辻褄は合っているのがすごい。

いやミステリでは【主人公】が犯人ってたまにあるパターンだけど、
その中でもこれって相当特殊です。
展開から設定から、良い意味で常軌を逸しています。
主人公春海と先輩謙介の関係がベタすぎたりといった欠点もありますが、
それが気にならないぐらいミステリとして面白い。

さらに言うなら、現代なら【ヤンデレ】などをはじめとする【バッドエンド】って珍しくないですが、
1997年当時としてこの終わり方ってかなり異色だったんじゃないでしょうか。

何から何まで「普通じゃない」ミステリでした。


しかし【松下】さんは一体どうなったんでしょうね?
もうちょっとこの人の出番があっても良かったかと思ったんですが(笑)

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