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基本的には読んだ本の感想・たまに映画やフリーゲームの感想、さらにたまには日々の雑記でも書いてます。そりゃあもう雑食に何でもやります。
 小袖日記
2011年05月20日 (金) | 編集 |
小袖日記 (文春文庫)小袖日記 (文春文庫)
(2010/07/09)
柴田 よしき

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不倫に破れて自暴自棄になっていたあたしは、平安時代にタイムスリップし、
『源氏物語』を執筆中の香子さまの片腕として働くことに…。
平安の世も、現代も、女は哀しくて強い―。
「夕顔」「末摘花」「葵」「明石」「若紫」をめぐる物語。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
平安時代は源氏物語の執筆現場なのですが、現代からタイムスリップした小袖が
現代の感覚で当時の文化や風習を語ってくれるので、難しいところがなくて読みやすいです。
普通の時代物だと、当時の人達にとって当たり前のことを地の文で説明して重くなったり、
あるいは説明がなくて難しかったりするので、タイムスリップものはこれが良いです。

中身はというと、源氏物語の展開を追いつつ「作品のモデルと実際に執筆されたものの違い」
が描かれているのがおもしろい。
なるほど、そういう理由でこんな風に描かれたのね、と納得。
(もちろんこれは架空の話なのですが)
一番気に入りは末摘花ですかね。現実と物語のギャップが一番激しくておもしろいです。
ああ、しかし葵も深イイ話で捨てがたい…

最終話の小紫では、タイムスリップならではのSF要素もありましたが、
他の話に比べると少々見劣りするかもしれません。
やはり源氏物語の執筆現場の話の方が面白かったです。
ただ所々作者さんのミスも気になります。
糖尿病の低血糖発作が描かれてますが、あれはインスリン治療をしてないと起こらないはず。
低血糖の昏睡と糖尿病性昏睡を混同してましたね…

あとは末摘花に出てくる命婦の大輔(漢字違うかも)。
モデルとかイメージダウンとか、外来語を使ってましたね。
おもしろいし源氏物語については調べているけど、少し詰めが甘いかなという気がします。


しかし作中では男性批判がかなり目立ちましたが、それは言い過ぎでは?と思うところも。
女だって女故の女々しい短所があるのだから、ある程度はお互い様じゃないかと思うのですが。

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