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基本的には読んだ本の感想・たまに映画やフリーゲームの感想、さらにたまには日々の雑記でも書いてます。そりゃあもう雑食に何でもやります。
 非日常クアルテット
2011年07月10日 (日) | 編集 |
water color games
タイトル:非日常クアルテット
ジャンル:恋愛シュミレーション
URL:water colors -games- http://watercolors.sakura.ne.jp/games/

弓桐史亜は平凡な日々に退屈していた。
しかし同じクラスの ある人物に興味を持ち始めたことから、
その生活は変わっていく。

術師?
式?
仕来り?

日常から、非日常へ。

◆-------------◆

面白いことを探している主人公が
クラスメートの不可解な行動に目をつけ
首を突っ込む恋愛シミュレーションです。
(公式ページ「作品紹介」より)

<感想>※ネタバレ箇所は反転
water colorsさんは絵といいシナリオといいシステムといい、相変わらずクオリティが高いです。
これ本当にフリーですか?いやはやありがたい。

対象は4人。数多、竜任、東弥の3人をクリアすると奈敷ルートが開きます。
術師の家の仕来たりはどのルートに進んでもこじつけくささがまったくなく、
各ルートのエピソードもそれぞれ綺麗につながっていて、シナリオのうまさに感心します。
そして絵の凝り方もまたすごい。各キャラ私服の種類が豊富で、同じ服は2度は着ません。
主人公弓桐に至っては髪型も豊富で可愛いです。

以下各ルートの感想。クリアした順で書いてきます。

<東弥>
一番最初に東弥ルート。
一番気になったからでなく、3人のうち特に誰にも惹かれなかったからとりあえず(笑)
いやーだって最初の紹介で、女子に無愛想・タラシ・情けない奴って紹介されたら、ねぇ?
東弥はカノジョ持ち、と聞いていたので略奪愛か!?と思っていたら
カノジョがいることにしていた】んですね。
このルートに進むと、本当は情けない奴じゃなく優しい奴だったんだなと解ってほっこりします。
式想いだなぁ。そして咲流花が可愛い。人型化で人格変わるのにはビビったけど(笑)

東弥ルートは3人の中で唯一しきたり通りに交際を認めてもらうため闘い始め、
普通に付き合うのが見られます。いちゃいちゃ。仲が良くていいなぁと思います。

しかし他2人のルートに進むと、やっぱり彼は過去のことをひきずったままなんでしょうか。
それは何だか救われなくて気の毒です。
他ルートでカノジョのことや記憶のことが話題になると、複雑な表情見せるのが何とも悲しい。
そしてバッドエンドでの碁松とのやりとりを見るともっと悲しくなります。
碁松の友情が光ってるけど、切ない…。

<数多>
序盤ですごい笑いました(笑)
まさか本当に後ろから殴るとは思わなかったです。そしてあのモザイク…w
東弥ルートの「あまたのあたま…」でシュンとなってるのにも笑いましたが、
こっちでは本当に噴きました。
そのくせ後半は切ない片思いな話になるから反則です。何だこのギャップ萌え。

東弥ルートで数多が女子を避けてる理由はわかってたけど、本当に不器用な奴ですねー。
そして避けなくなった途端にこの優しさ・実直さがまた反則です。
あんなのやられたら惚れるでしょう。
不安になって顔見たくなったを無自覚にやれるとは…恐ろしい子です。

ベストエンドも好きでしたが、ノーマルエンドの【し、親友だ!】も面白かったです(笑)
このシリアスなクライマックスの場面で…w いや本当に彼らしい。

<竜任>
他2人のルートでしきたりの【記憶を失う、二度と好きにならない】を聞いていて、
更に竜任の意味深な言動や、弓桐が何故だか竜任にそっけないので、もしやと思っていたら
やっぱり【過去にしきたりによって竜任の記憶を失っていた】んですね。
このしきたり、全員のシナリオですごいうまく機能してますね。

3人の中で竜任のルートが一番切ないです。
東弥ルートを見た時は「他の人のルートに進むと報われない」と思ってましたが、
竜任の比ではなかったですね。
竜任を最後に持ってきて良かったです。
こいつを最初にしていたら、他2人のベストエンドを見ても悲しくなっていたと思います。

全て知ってから数多・東弥ルートを改めて振り返ってみると、東弥では竜任戦で
弓桐が飛び出してきた】時の竜任の動揺ぶりが納得できます。うわー、切ねぇ。
そう言えば彼、数多・東弥ルートどちらでも「出てこないように」と言ってましたね。
数多ルートで竜任と数多が中庭で話していた場面にも納得。
本当に好きでもない奴に【自分の好きな人が持っていかれる】となったらそうなりますよね。
数多ベストエンドでの【「気持ちの上で負けていた」】も、多分2年前に【奈敷と戦った時に、
まだ式合体が解けていなったのに立ち上がれなくなった自分
】と式合体が解けても
立ち向かおうとした数多を比べて言っているんでしょうね。
これまた切ない…。

第一印象では誰もピンと来ませんでしたが、クリアしてみると竜任が1番好きになりました。
こいつは救われてほしい。

<奈敷>
これまで悪役だった奈敷のルート。
他のルートで【碁松弟の彼女が同じ高校】疑惑が挙がっていたので、
もしかしたらそうじゃないかなーとは思っていたのですが、あの発覚の仕方は笑ったw
あのどたばたぶりが楽しい♪

嫌な奴だと思ってた奈敷が、意地っ張りで強情で素直じゃない女の子になります。
散々な目にあわされても奈敷を心配する幼馴染の友情が見えて良い話です。
オチの【非日常クインテット】は楽しくて前向きで良いエンドでした。

クリア後におまけで見られる奈敷の過去話では、今までの悪役ぶりの理由もわかって納得。
いやそれでも酷いとは思いますが、そういう理由があったんですね。
同じくおまけのエンド後3人座談会では数多・東弥は楽しそうですが(大変そうだけどw)、
やっぱり竜任だけちょっと寂しそうですね。
奈敷ベストエンドのその後は、幸せになった奈敷が【弓桐の術を解いて
竜任エンドに進んでほしいなーと希望。


コンプリートして、さらにもう1回全ルートをじっくり読みたくなる良作でした。


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