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基本的には読んだ本の感想・たまに映画やフリーゲームの感想、さらにたまには日々の雑記でも書いてます。そりゃあもう雑食に何でもやります。
 サクラダリセット3
2011年07月11日 (月) | 編集 |
サクラダリセット3  MEMORY in CHILDREN (角川スニーカー文庫)サクラダリセット3 MEMORY in CHILDREN (角川スニーカー文庫)
(2010/08/31)
河野 裕

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「どうして、君は死んだの?」
“記憶保持”の能力をもつ浅井ケイ、“リセット”の春埼美空、そして“未来視”の相麻菫。
二年前。夏の気配がただよう、中学校の屋上で、相麻は問いかけた。
「私たちの中に、アンドロイドがいると仮定しましょう」
夏の終わりに向けて、三人は考え続ける。
アンドロイドは誰?最も人間からかけ離れているのは、誰―?
二年前死んでしまった少女と、すべての始まりを描く、シリーズ第3弾。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
シリーズ3作目!
本当は5巻まで出てるんですけどね。のんびりペースで読んでます。
今回は昔の話、相馬菫が生きていた頃、春埼がまだケイを信頼してなかった頃。

1巻で過去の場面の記述が何度も出てきていたので、なんとなーくこんな感じだったんだろう
というイメージはあったのですが、雰囲気はイメージ通りだったものの、
それぞれの関係性は真逆くらいで驚きました。
「春埼→ケイ→相馬菫」】という関係だとずっと思ってたんですが、
まったく逆で【「相馬菫→ケイ→春埼」】だったんですね。
ケイがキスして「わからない」と答えた相手も春埼じゃなくて相馬菫】だと思ってました。
ぱっと見は色恋沙汰に興味無さそうな3人組なのになぁ(笑)

しかし未来視って苦しい能力ですね。相馬菫の恋も行く末も切ない…


今回は「どんなものが善人か」というような話が出てきますが、私はケイと真逆の発想でした。
一人は困った人を見ると身体が痛むようにできており、そのために人を助ける。
もう一人はただ先ほどの人を模倣して動くようにできており、そのために人を助ける。
さてどちらが善でどちらが偽善か。
ケイは前者は自分のためであるから偽善で、後者は自己の利益が絡まないから善だ、
と答えていましたが、それを聞くまで逆のことを考えてました。
つまり後者は意思がなく機械的に模倣しているだけだから偽善、前者が善だと。
考え方って人によって本当に違うんだなとしみじみ。ケイの発想が思いつかなかったです。

ケイは自分を善ではないと言っているけれど、私は相馬菫と同じく、エゴだと知りながら
人を助けようとし続けるケイも十分善だと思います。
そりゃそんな未来が見えたら惹かれますよね。致し方ない。


復活した相馬菫はやっぱり本人なんでしょうか、それともただのスワンプマンなんでしょうか。
「この声が聞こえる?」は聞こえたのかどうか。
それを考えるとまたなんとなく悲しくなります。



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