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基本的には読んだ本の感想・たまに映画やフリーゲームの感想、さらにたまには日々の雑記でも書いてます。そりゃあもう雑食に何でもやります。
 蕃東国年代記
2011年08月07日 (日) | 編集 |
蕃東国年代記蕃東国年代記
(2010/12)
西崎 憲

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吸い寄せられて、蕃東へ。
うららかで懐かしい時空を超えた異世界に心解き放たれる…。
「ずっと読み続けていたくなる」普遍にして新しい物語。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
日本と中国の間、日本海に浮かぶ架空の島国、
蕃東国を舞台にした和風ファンタジー短編集。
時代は唐が出てくるから奈良か飛鳥かそこらへんかな?
共通の登場人物が出たりしますが一話一話独立の短編です。
しかしせっかく共通の国、登場人物を出すのだから、
もう少しつながりがあった方がおもしろかったかも。

物の怪が出てきたり伝説の宝玉が出てきたり、今昔物語集とかそんな昔の作品と
同じ感じの雰囲気を出している、けれども現代作家の作品です。
雰囲気も良いしそこそこ面白いのですが、雰囲気だけ小説な感が否めない…
面白いことは面白いのですけどねー、もう一歩ほしかったところです。

好きだったのは遭難した4人が1つの船に乗り、怪異に出くわす「霧と煙」と、
幼馴染の姫のために3つの伝説の宝玉を探す「気獣と宝玉」。
「霧と煙」は平民だけが「何も持たぬこと」を捨てられなかったのが気になります。
もうちょっと詳しく読みたい…
「気獣と宝玉」は最後のあっけらかんとした姫に笑いました。えぇー…(笑)
それでもちゃんと綺麗にハッピーエンドになってしまうのがうまい。


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