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基本的には読んだ本の感想・たまに映画やフリーゲームの感想、さらにたまには日々の雑記でも書いてます。そりゃあもう雑食に何でもやります。
 蒼空時雨
2011年09月03日 (土) | 編集 |
蒼空時雨 (メディアワークス文庫)蒼空時雨 (メディアワークス文庫)
(2010/01/25)
綾崎 隼

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偶然の「雨宿り」から始まる、切ないラヴ・ストーリー。
ある夜、舞原零央はアパートの前で倒れていた女、譲原紗矢を助ける。
帰る場所がないと語る彼女は居候を始め、次第に猜疑心に満ちた零央の心を解いていった。
やがて零央が紗矢に惹かれ始めた頃、彼女は黙していた秘密を語り始める。
その内容に驚く零央だったが、しかし、彼にも重大な秘密があって…。
巧妙に張り巡らされた伏線が、いくつも折り重なったエピソードで紐解かれる、
新感覚の青春群像ストーリー。第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
これも表紙のイラストレーター、ワカマツカオリに惹かれて読んでみたのですが、
なかなかのヒットでした。
4人それぞれの視点からそれぞれの恋が描かれているのが良かったです。
序盤の沙矢・零央それぞれの秘密による仕掛け(?)も好きです。
あれによって出来上がった状況も何とも複雑でしたが、
本人たちとしてはともかく読者側からするととても面白い。

一番好みだったキャラクターは朱利ですかね。
ぶっきらぼう・大人・優しい、でも若干ヘタレなのがまた…
これもツンデレっていうんでしょうか。

紗矢は好みが分かれそうですが、私はそこそこ好きです。
うじうじしててちょっと重い女だなーと思うところはありましたが、
普段が明るそうなのでまぁいいのかなと。

風夏の話は「うわ、やっべぇドロドロ…」と思いきや
最後はちゃんと落ち着いて良かったです。
これ、風夏が蓮と離婚したら、【朱利・紗矢・零央に加えて風夏も巻き込む四角関係】に
なっちゃうもんな…そうならないでほっとしました。

夏音の話は風夏で出てきた伏線も拾っていて、かつ秘密で切ない話で好きでした。
電波女には理由があったのか…。この人素はもっと可愛かったんじゃないかな。
こういう人の心の機微を察して、冷静に対処(必要なら偽ってでも)できる賢い女って憧れますね。

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