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基本的には読んだ本の感想・たまに映画やフリーゲームの感想、さらにたまには日々の雑記でも書いてます。そりゃあもう雑食に何でもやります。
 セイジャの式日
2011年09月14日 (水) | 編集 |
まさかの連投。書こうと思えばすぐ書けるじゃん、自分。

セイジャの式日 (メディアワークス文庫)セイジャの式日 (メディアワークス文庫)
(2010/04/24)
柴村 仁

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絵を一枚仕上げるたびに、絵にサインを入れるたびに、
もうやめよう、これで最後にしようって、考える―
それでも私は、あなたのために絵を描こう。
かつて彼女と過ごした美術室に、彼は一人で戻ってきた。
そこでは、長い髪の女生徒の幽霊が出るという噂が語られていた。
これは、不器用な人たちの、不恰好な恋と旅立ちの物語。
(「BOOK」データベースより)

<感想>
プシュケの涙」「ハイドラの告白」に続く完結編。
今回も前編後編構成。
前編は春川改め柏尾と由良彼方の物語。
メインはミステリーで、その中に由良の高校以降の苦悩が垣間見えます。
いつも振り回されてる柏尾がちゃんと先輩やって、
由良兄弟に必要とされてるのに何だかほんわか来ました。
ただ名前忘れたけどもう一人の天才美大生の語る創作の狂気は、
あまりにも良心とかけ離れていてぞっとしました。
『いいものが見れた』は怖すぎる。

後編は由良彼方が母校の高校で教育実習生になる話。
あまりにも生徒に人気で話術も巧みなもんだから、てっきり宛が彼方のふりして
実習生やってるのかと思いました(笑)さすがにそれはまずいか。
こちらも二人の生徒の恋愛がメインで、その中に由良が過去を吹っ切る姿が描かれてます。
二人の生徒が昔の由良と吉野に重なりますね。
終盤の「絵は枯れない」のセリフもプシュケの吉野の言葉と重ねているのが切ないです。
それでも最後の由良の清々しい笑顔は爽やかな終わり方でした。


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